■ セルライトとは
セルライト(Cellulite)は、主に女性の腹部、臀部、大腿部に不均一かつブロック状に存在するといわれる皮下脂肪。美容業界、健康食品業界において盛んに用いられているが、医学用語ではなく、また医学的にも存在は確認されていない。
■ 流行
「Cellule(細胞)+ ite(鉱物)」の合成語としてフランスで生まれたと言われている。1973年、ニューヨークのエステティックサロンの経営者であるニコール・ロンサードがセルライトについての本を書きベストセラーになったことから一般に広く知られるようになった。
それらの情報が日本にもたらされたのはいつか定かでないが、日経産業新聞の1996年の記事でセルライトが紹介されているのが確認されている。関係業界やマスメディア、特にテレビの健康番組を通して2000年代以降日本でも一般に流布するようになった。
■ 医学的評価
医学的には、セルライトが原因とされる肌の凹凸は、皮下脂肪が溜まった結果、肥大した脂肪細胞を分化している線維芽細胞が皮膚の方に引っぱられた状態に過ぎないというのが一般的な見解である。女性に多く見られるのは、もともと皮下脂肪が多いためであり、これらは病気や異常と見なされてない。
研究では、大腿部などセルライトが発生するとされる箇所の脂肪とその他の箇所の脂肪で生化学構造の違いはなく、そのような特別な脂肪は存在しないことが確認されている。
(参考:Wikipedia)